2020年
9月 7日

浅草という街と天丼

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皆さんこんにちは。

先日、仕事の関係で浅草に行ってきました。

浅草と言ったらどんなイメージがありますか?

まずは浅草寺、雷門、たくさんのお土産やさんと観光客、人力車、日本っぽいものがたくさんあって、賑やかでいつでもお祭りのような街・・・私はこういう印象を持っていました。

ところが、久しぶりに行った浅草は、想像の中の浅草とは違い、人が大変少なく、街並みだけがしみじみとした趣と共に残ってしまったような姿でした。

これはこれで大変興味深く、いつもだったら人が多すぎてゆっくり見て歩くこともままならなかった街並みを自然と感じられるのですが、やはり寂しいですね。

 

せっかく浅草に来たのだからと、人気のお店や老舗のお店を探して行ってみたのですが、行ったところがたまたまなのか3軒とも閉まっていてガックリ。

照りつける日差しに肌がジリジリいうような暑い日で汗も止まらず、もうダメだ耐えられん、どこか近くで開いてるご飯やさんに入ろう!と目についた天ぷらやさんに入ってランチをいただくことにしました。

 

くたくたでたどり着いたお店で、とにかくお茶を飲み、少しでもいいから早く涼みたくて仕方ないという気持ちでいっぱいだったのですが、そんな中でいただいた天丼が、それはそれは美味しくて驚きました。

夏野菜の天丼だったのですが、どの野菜もそれぞれの良さがしっかり出ていて、タレの甘塩っぱいのがちょっと固めに炊いたご飯にすごく合ってて、もうこのままここで横になりたいくらい疲れていたのに急に元気が出るくらい美味しかったです。

周りを見渡すと、今の時期なので当たり前なのですがお客さんは日本人ばかり。

スーツを着た会社員の方々や、仲良く昼間から少しづつお酒を飲みつつ天丼を食べている老夫婦。幾つになっても女子会よね〜という楽しい雰囲気のご婦人達など。

外国人観光客が全く来られなくなった今、このお店はこうして地元の方・国内の方々に支えられながら、私たちに美味しいご飯を提供してくださっているんだなと感じました。

やはり、歴史のある浅草という街で長年お店をやっているだけあって、美味しいですし、ファンも多いのですね。こういった素晴らしいお店がこれから先も続いていけるように、歴史が途絶えることがないように、早くこの街にも日常が戻ってくるといいなと思いながら帰りました。

これまで当たり前だと思っていた日常に、今更ながら気付き感謝してすることの多くなった日々です。毎日のこと当たり前のことを大事に大事に進んでいきたいなと思います。

ではまた来週です!素敵な一週間をお過ごしください。

 

スタッフ柏木 ^_^

 


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