2020年
12月 7日

万羽鶴

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みなさんこんにちは。スタッフの柏木です。ずいぶん冬らしくなりましたね。

私の通っていた高校の近くには、冬になると毎年たくさんの鶴が飛んできます。

1万羽以上の鶴がやってくるので、それはそれはすごいものです。万羽鶴、と呼ばれています。

鶴はシベリアとかバイカル湖のあたりからも来ているみたい。バイカル湖って知ってますか?子供のとき習ったかも…どこかで聞いたことあるかなーくらいなんですが、ロシア連邦にある湖だそうです。

冬になると渡来地には鶴の声が響き、各地から多くの人が鶴を見にやってきます。

私たちは幼い頃から見ているから慣れたものですが、初めて見る人はその数の多さに結構驚くみたい。

鶴は飛んでいる姿が大変美しく、スーッと滑らかな姿を見ていると本当に惚れ惚れします。

 

鶴は、よく見ると3羽で行動していることが多いのです。その3羽のうちの真ん中にいることが多い1羽は、色が鶴っぽくなくて薄茶色をしています。

これは実は鶴の赤ちゃん。赤ちゃんの時は鶴とは思えない地味な色をしています。アースカラーというやつでしょうか。土や植物と似た色なので外敵から目立たなくする為かもしれませんね。赤ちゃん鶴を挟むようにしておそらくお父さん鶴とお母さん鶴、その3羽セットをよく見かけます。遠くからやってきてここで産まれたのかなーと思うと、気をつけて帰ってね、また来年も気をつけておいでね、と思わず声をかけたくなります。

お見舞いの時などに折って持っていく折り紙の鶴のことを千羽鶴といいますが、千羽鶴の由来は千人針ではないかという説もあります。
たくさんの祈りや願いをこめて作られるものですね。
千羽といわず1万羽を超えるたくさんの鶴に、みなさんだったらどんな願いを込めますか?「鶴は千年亀は万年」にちなんで長寿や健康、それとも…??
鶴の渡来地は、鹿児島県の出水平野です。ぜひ一度見学に来られることをおすすめします。
それでは今週も元気にお過ごしください(^^)

 


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