大分のパプリカ栽培ハウス訪問してきました!
みなさんこんにちは。スタッフの柏木です。
先日打ち合わせで、大分県でパプリカ生産をされている会社を訪問して参りました。
大分県玖珠郡で次世代型農業への取り組みとして、ハウスでのパプリカ栽培をされている会社です。
こちらへの訪問は二度目なのですが、1回目にうかがった時は、山の上り口を間違ってしまいまして
「ここから登っていって本当にこの先道があるのか?」
「この道車走っていいんですよね・・・?」と大騒ぎ。迷子になってしまったのではないかと思うほど、ちょっと街から離れたところ、山を登ったところにあります。
山の頂上、ちょうどパプリカハウスが建っていると思われるところに辿り着いた時、最初に見えるのは建物ではなく、湯気です。
シューーーーって、湯気が出ているのです。
え?!なんでこんな山のてっぺんで?と思って近づいてみると、どーーーん!!とこの建物が現れます。
写真に写りきらなかったんですが、画像で見えているのはほんの一部で実際は奥行きもめちゃくちゃあります。
こちら、こちらのガラスハウス内で、なんと温泉の地熱を使ってパプリカの栽培をされているのです!!
すごい、まさに温泉県大分!!
こちら「愛彩ファーム九重」様のパプリカは「おんせんパプリカ」といって、見た目はこんな感じ。色鮮やかなパプリカって本当に、食卓を美しく美味しく演出してくれますね!
全国のレストランや国産野菜にこだわりのある有名チェーン店などに大分から送られています。
スーパーなどでもよく見かけるパプリカですが、日本の自給率は約10%で、それ以外は輸入だってご存知でしたか?
国産の新鮮なパプリカは実は貴重なものだったんですね。
しかも、大分ならではの温泉地熱エネルギーを活用して栽培されていて、地球にも優しい。
これからのエネルギーのあり方と、日本の農業の行く末について、大変感銘を受けましたし勉強になりました。
こういう農業のあり方が増えてきて、地元の活性化にもつながるという、一つのモデルとなりうる事業であることを強く感じました。
弊社ではこちらのパプリカを、なんとクラフトビールにしました!!
こちらは完成直前の試飲の時の写真ですが、なんとも鮮やかだと思いませんか。
香りは、ちゃんとパプリカ!口にふくむとふわっとパプリカの甘みと苦味が広がります。白井さんは「ナポリタンみたいな味がする!」と言っていました。程よい苦味とフルーティーな味わいにハマってしまいそうです。
今回は赤パプリカで作らせていただきましたが、黄色いパプリカ、オレンジのパプリカ、それぞれ味の特徴が異なっていて、赤が一番野菜っぽい味がするのだそうです。
パプリカのジャムやスイーツもこちらでは作られているそうで、パプリカの可能性は計り知れないですね。
大分市内ではパプリカを使ったお料理も楽しめるレストランも経営されていますので、大分にいかれた際にはぜひお立ち寄りください。
Art Tableいろのわ
〒870-0100 大分県大分市上野町865 大分市美術館内
営業時間AM11:00〜PM6:00