NPO法人3.11こども文庫と蟹江杏さんのこと
皆さんこんにちは。スタッフの柏木です。
3月14日の夜、NHK BS1スペシャル「10年目の約束~福島の子どもたちが描いた”未来”~」
が放送されました。
震災直後「福島の未来」を描いた当時小学校3年生の児童たち。
全国で巡回展をし、感動をもたらしたその作品。
2011年に、それぞれにその絵を返却する「約束」を果たす10年目の日までを、
昨年から一年以上の密着を経て出来上がった、画家の蟹江杏さんと福島の子どもたちとのつながりを描いた番組です。
蟹江杏さんには、弊社ではビールのラベルやりんご甕酢等のラベル、焼き菓子のパッケージ、そしてビールの仕込み水にも使用する「命水乙部ボトラーズ」の壁画も描いていただき大変お世話になっております。
杏さん達は、NPO法人3.11こども文庫を設立し、子どもたちへ「アート」をテーマに支援活動を続けています。
NPO法人3.11こども文庫
毎日作品を生み出しながら、こども達のために常に活動の足を止めない杏さんのお姿を見ていると、私にできることは一体何かな、何だったらできるのだろうか、とぎゅっと胸が締め付けられ、そして一歩踏み出す勇気をもらいます。
今回NHK BSの放送を拝見して、うまく言葉にはできませんが、こども達の未来に希望の光を灯すのが私たち大人の役割だということ、だけれども実はこども達から、大人はたくさん希望をもらっているのだということを感じました。
震災の傷跡はまだまだ残っております。しかし、歩いていくこの先の未来は明るいと、こどもたちが、みんなが、そう思える世の中であるよう私たちも自分にできることを足を止めることなくやっていきたいです。
再放送もあります。
「10年目の約束~福島の子どもたちが描いた“未来”~」 (NHK BS1 再放送)
3月18日 午前1:10~午前2:00(水曜深夜)
https://www.nhk.or.jp/ashita/sorezore/
ぜひご覧いただけたらと思います。