郷土料理 豆漬け
みなさんこんにちは。
先日北海道の乙部支店にて、初めていただいた「枝豆の漬物」がとても美味しかったのでご紹介します。
その存在を知ったのは夏の終わり頃です。
「このあたりでは、枝豆は青紫蘇と一緒に漬けて食べることがある」と聞いて、とても気になっていました。
今回その気になる枝豆をご自宅で漬けた貴重なものをお裾分けしていただき、これが噂の枝豆の漬物か〜〜!と大喜びでいただきました。
9月頃から収穫できる枝豆を、塩や青紫蘇と一緒に漬け込んで、冬に食べる保存食だそうです。
紫蘇の実も入っていて、風味がとても爽やか。どんどん手が伸びてしまいます。
もっと漬け込みしていくと、乳酸発酵が進んで酸味が出てきてそれもまた味わい深いのだとか。
北海道の道南地方の郷土料理で「豆漬け」と呼ばれているようです。
夏や秋に収穫されたものを、冬の間も美味しくいただくための昔からの知恵なのですね。
ご家庭によっても漬けかたや味に違いがあるそうで、もっと発酵が進んだものも食べてみたいなと興味津々です。
道南地方では冬場にふるさと納税の返礼品になっている地域もあるようですので、気になった方はぜひチェックしていただけたらと思います。
新たな郷土料理に出会い、その地域の方々の生活に思いを馳せた出来事でした。
最近は朝晩冷え込みますので、お身体ご自愛ください。
スタッフ柏木