2012年
2月 22日

紙幣の識別マークについて

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こんにちは。スタッフのまりもですヽ(´▽`*)ゝ

全盲の人は、お札をどうやって認識することができるのでしょうか。

実は、お財布にあるお札に注目することでわかります。

表面左右の下側に識別マークが存在し、これを触れる事で目が不自由な人でもお札を認識できる事になっているんですよ。

千円札    = 棒線
五千円札  = 八角形
一万円札  = L字

では実際にお札に触れてみましょう。

ん?あんまりデコボコしてないな・・・って思いませんか?

お札に識別マークを導入したのが1984年になるのですが、この識別マークは透かしの部分に厚薄を入れており、凹凸がはっきりしていたそうです。

その為、視覚に障害があったとしても、お札を認識する事が可能となり、利用しやすい環境が整ったとい割れています。

しかし、マークを厚くした事により、自動販売機やATMなどで不具合が多く発生したため、2003年11月1日から発行されたお札から、認識マークを改める事となり、現在のマークに至るようになりました。

現在のお札は、インキを厚く盛り上げて印刷する「深凹版印刷」が用いられていますが、凸凹の感触に乏しく、識別するのに苦労をしている視覚障がい者の方も多くいるようなので、ちょっと問題ですよね。

ただ、気になって知り合いの全盲の方に聞いてみたら、「慣れるとわかる」と言われてしまった私です^^;

       


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