多系統萎縮症
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こんにちは。スタッフのまりもですヽ(´▽`*)ゝ
脳の病気にはいろいろあり、これまでにたくさんの脳に関する病気を紹介してきましたが、まだまだ脳に関する病気はあります。
脳と心臓というのは、生命に直接関わる臓器になります。
生きていくためには、2つとも重要な臓器ですので、本当に病気には最善の注意を払うようにしたほうがいいと言えますね。
脳の病気の中に、多系統萎縮症という病気があります。
多系統萎縮症は、自律神経症状、小脳症状、パーキンソン症状を伴う病気でオリーブ橋小脳萎縮症、シャイ・ドレーガー症候群、綿条体黒質変性症などがあります。
この病気は原因は不明です。
ただ、遺伝性はありませんので、もし自分自身が発症したとしても、家族に対しての心配はいらないと言えるでしょう。
多系統萎縮症の症状は、以下のような症状があります。
・自律神経症状・・・自律神経症状には、起立した瞬間の立ちくらみや失神、失禁、排尿困難、瞳孔の異常、睡眠時の無呼吸、睡眠中のいびきなどがあります。
・小脳症状・・・オリーブ橋小脳萎縮症にみられる症状でろれつが回らなくなる、体がふらつくなどお酒を飲んでいないのに酔っぱらったようになったりします。
・パーキンソン症状・・・体全体(手、足、頭、上肢、下肢など)におけるふるえ(振戦)や動作が遅くなる、のろくなる(動作緩慢)、筋肉が硬くなる(筋固縮)など
多系統萎縮症の検査は、MRI画像による検査が行なわれます。
多系統萎縮症の治療についてですが、綿条体黒質変性症におけるパーキンソン症状ではパーキンソン病に即した治療が行われ、小脳症状がある場合は小脳失調症に即した治療が行われるなど現れる症状によって変わってきます。
自律神経症状やパーキンソン症状は発症している人が多くなっていますので、みなさんも注意をするようにしてくださいね。
パーキンソン病は、芸能人の方も多く発症している人がいますよね。
有名なのが、米俳優のマイケル・J・フォックスさん。
自律神経症状やパーキンソン病の症状の詳細を一度目に通しておくのもいいのではないでしょうか。