網膜動脈閉塞症とは
こんにちは。スタッフのまりもですヽ(´▽`*)ゝ
この前は、「網膜静脈閉塞症」というものについてお話をしましたが、今回は「網膜動脈閉塞症」というものについてのお話をさせていただきたいと思います。
ぱっと見たときに違いがわからないかと思いますが、「動脈」と「静脈」が違うんですよ!
網膜動脈閉塞とは、網膜へ血液を送っている動脈がふさがり血液が流れなくなる病気となります。
動脈は血液によって養分や酸素を網膜へ供給する大事な血管となりますので、それがふさがっていまうと血流障害が起こりますので、注意が必要です。
網膜動脈閉塞症が起こる原因としては、動脈硬化や全身性エリテマトーデスなど膠原病による動脈炎などが考えられています。
網膜動脈閉塞症を発症した場合は、視力低下が怒ります。
動脈分枝における閉塞では視野欠損が見られますのですぐに気づくかと思いますが、発症するまではほとんど症状はありませんが、一過性黒内障(一時的に目の前が暗くなる)が起こることがあるそうです。
この病気を発症したら、治療に緊急を要します。
血流が数十分途絶えてしまうと神経細胞が死んでしまうからです。
速やかに救急車を呼び、医師の指示に従うようにしてください。
動脈というのは、どの部位でも、非常に危険を伴うっていうのがよくわかりますね。。。
よく「立てて歩けるなら救急車を呼ぶのはいけない」なんていう人がいますが、立てて歩けたとしても目が見えなくなっていたら話は別ですので、こういうときはすぐに救急車を呼びましょう。