弛緩性便秘とは
こんにちは。スタッフのまりもですヽ(´▽`*)ゝ
便秘とひとことで言っても様々な種類があります。
日本人に一番多いとされている便秘の種類が、弛緩性便秘というタイプの便秘です。
この弛緩性便秘は、筋力が緩みが原因の便秘のことを言います。
筋力が緩むと、腸は便を体外に押し出す運動を行うことが出来なくなってしまい、腸に便が停滞した状態になります。
腸に便が長時間停滞していると、腸壁から便の水分は吸収されていき便は固く、小さくなっていきます。
また、腹筋などの筋肉も衰えていくと、本来支えるはずの臓器が下がっていってしまい腸を上から圧迫していき腸の動きの妨げになるのです。
弛緩性便秘は、固くてコロコロとした便は出る、お腹にハリがある、残便感がある、冷えを感じたり、肩こりを感じることがあるといった症状が現れます。
腸に停滞している便から発生した毒素は、やがて全身を回ります。
それらが、次第に肩などの筋肉に蓄積され、肩こりの原因となるのです。
弛緩性便秘は、筋力の低下が原因なので、年輩の方に多い便秘とされてきました。
しかし最近では、慢性的な運動不足によりデスクワークの多い方や活発なはずの10代にまで広がっており年齢や性別に関係なく多くなっています。
この弛緩性便秘の症状に当てはまる方は、筋力を回復させる必要があります。
腹筋だけ鍛えればよいというわけではなく全身のバランスが大事なので全身を使うような有酸素運動を取り入れてみると良いでしょう。
また、筋力の回復と合わせて腸の活動を助けてくれる食品を多く食生活に摂取することで、より相乗効果が期待できます。
考える臓器 »