溶血性貧血(ようけつせいひんけつ)とは
こんにちは。スタッフのまりもですヽ(´▽`*)ゝ
溶血性貧血とは、赤血球の寿命が短くなることによって体内の赤血球が不足する病気の総称です。
通常、赤血球は寿命による破壊と骨髄からの産生のバランスが保たれており赤血球が不足することはありません。
溶血性貧血には、赤血球自体に異常があって先天的に起こる遺伝性球状赤血球症や抗体反応によって赤血球が壊される自己免疫性溶血性貧血、赤血球以外の異常で起こる発作性夜間血色素尿症などがあるそうです。
赤血球が不足すると、酸欠状態になります。
そのため、動悸、息切れ、頭痛、だるい、疲れやすい、顔が蒼白になる、黄疸症状が出ます。
遺伝性球状赤血球症の治療の場合、貧血を改善するために脾臓を摘出する手術が行われるでしょう。
自己免疫性溶血性貧血では副腎皮質ホルモン剤が使用される他、脾臓の摘出したり輸血が行われることがあります。