2012年
5月 23日

異食症

本日もお読みいただきありがとうございます。
↓応援クリックお願いいたします


 ↓

      

こんにちは。スタッフのまりもですヽ(´▽`*)ゝ

異食症(いしょくしょう)という言葉をみなさんは聞いたことがありますか?

恐らく異食症になったことがある人しか、この言葉を耳にした事がないかと思います。

異食症とは、栄養価の無いもの(土・紙・粘土・毛・氷・木炭・チョークなど)を無性に食べたくなる症候のことを言いますが、小児と大人の妊婦に多いとされる症例です。

異食症とはラテン語で、PICA(ピカ)と言い、カササギを意味しており、カササギは何でも口に入れることから名づけられました。

さて、なぜ今日はこの話題を出すのかというと、実は私が幼いころから「異食症」だったからなんですよ^^;

異食症には、

・氷食症-氷を異常な量食べてしまう。大人に多い。
・土食症-土を食べてしまう。子供に多い。
・食毛症-体毛をむしりとって食べたりする。子供に多い。精神的ストレスと関連が深い。

上記のものがありますが、私の場合は「氷食症」でした。

水を飲むことは嫌いだったんですが、氷を食べることは大好きだったんですね。

本当にガリガリ食べてて、それこそ三度の食事よりも好きだったんです。

冷凍庫を開け、氷を取って凍りだけをガリガリ食べる。

親はさすがに心配して、私を病院に連れて行きました。

そこでわかったのが「異食症の氷食症」ということ。

原因は重度の貧血が原因だったんです。

貧血がひどくて、脳までおかしくなったそうで、味がないはずの氷を「美味しい」と無意識的に思っていたとのこと。

もともと先天的に赤血球が作りづらい体質で、貧血になりやすいそうなんですが、貧血治療をすると、その症状は治まるんです。

でもまた貧血状態になると氷を食べたくなるんですよ。

だから氷を食べたくなったときには「あ、貧血だな」ってわかるようになりました^^;

他の異食症の種類のものも、同じように貧血が原因で起こることが多いそうです。

ちなみに、私の知り合いは幼稚園児の頃に「土食症」の症状を経験したそうです。

異食症という言葉を聞いたことがなかったとしても、過去に一度でもこの症状になったことがある人は多いかもしれませんね。

貧血の他にもいろいろ原因があります。

ウィキペディアによると、以下のようなことが書かれていました。

(ウィキペディアより転載)

・栄養障害・栄養不良(特に鉄欠乏性貧血・亜鉛欠乏)が原因のことがある。特に貧血の場合には氷食症、土食症が多い。
・若い女性で、妊娠時に軽い病態がみられることがある。鉄欠乏性貧血が強くなることが原因。氷食症が多いが、火を通していないジャガイモや小麦粉を食べるなどの異常行動も多い。脳への酸素供給量の不足により、・満腹中枢障害や体温調節障害が起こるためと考えられている。
・極度の精神的ストレスが原因のことがある。食毛症・抜毛症からの移行もある。ストレスによりセロトニン不足が生じ、感情や欲求が抑制できなくなるのが一因と言われている。
・精神遅滞・精神疾患合併の一症状としての原因が考えられる。
・脳腫瘍による異常行動の一症状としての原因が考えられる。
・寄生虫の感染(特に鉤虫症)の場合がある。

いろいろな原因がありますので、もしかして・・・と思う人は一度病院で相談してみるのもいいのではないでしょうか。


      


▲ページの上へ

コメント(1)

  • 異食症について、お聞きしたいです

コメントをどうぞ

いただいたコメントは、スタッフが承認した後に公開されます。
コメント本文のほか、お名前、URL(ホームページ、ブログ)は公開されます。メールアドレスは表示されません。