2012年
8月 29日

紫外線でヤケドする?

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こんにちは。スタッフのまりもですヽ(´▽`*)ゝ

先日、家族でプールに行ってきました。

私は、日焼けしても皮がなかなかめくれなくて、赤くもなりません。

赤くなる前に、そのまま「黒く」なります^^;

息子も私と同じ体質なようで、娘と主人は、「赤くなる」という焼け方ですね。

年を取った主人は、毎年夏になると、赤くなり皮がめくれ、痛みと痒みがすごくなるので、日焼けクリームをまんべんなく塗ることを心がけていますが、それでも、毎年「ヤケド」のような感じになっています。

「これって、日焼けというよりもヤケドだよな?」と聞いてきましたが、紫外線でヤケドって起こるのでしょうか?

俗称「日焼け」は赤くなる日光皮膚炎と、黒くなるサンタンがあり、このいわゆる「焼けた状態」Sun Burn、日光皮膚炎というのは厳密にはヤケドではないそうです。

ただ、症状や処置はヤケドと一緒です。

ヤケドはあくまで熱が発生してから皮膚が損傷を受けるもので、日焼けすると、赤くなってヒリヒリする、体が熱くなるからヤケドのように感じるとのこと。

しかし日光に当たっている最中にジリジリ熱く感じるのは紫外線ではなくて、赤外線等の熱になるそうです。(光子一つあたりのエネルギーが紫外線とは雲泥の差ゆえ赤外線では日焼けしませんが、水への吸収が良く体を加熱します)。

紫外線による日焼けとは、紫外線がメラニンの保護する皮膚に対して強いダメージを与え炎症を起こす現象となりますので、このダメージというのが熱によるものではなく、化学的な反応によるものとなります。

つまり、DNA損傷がメインとなるわけですね。

言い方をわかりやすくすると、「放射線障害」のようなものと考えてもいいとのこと。

熱でダメージを受ける場合は、最初は熱い、痛いから始まります。

そして、徐々に炎症が生じてダメージが現れます。

紫外線による傷害の場合、最初は何ともないのに数時間後から痛くなり赤くなり、炎症が起こった時点で初めて気づくものです。

日焼け止めを塗っていても、結局は、後で症状が現れてくれば「万全な対策ではなかった」ということになるでしょう。

太陽光の赤外線ではDNA損傷はほとんど起こらないそうです。

しかし、紫外線の場合はDNAなど蛋白への吸収が強く起こるので、損傷を生じやすくなります。

これはレーザーなどでよく言われる光熱作用(光による熱損傷)ではなく光化学作用の一種です。

紫外線は発がん性細胞を活性化させるということはよく知られていますよね。

だから、日焼けをしすぎてはいけないと言われています。

日本の場合は、紫外線を起因とする皮膚癌の発生頻度が低く、大きな問題にはなっていませんが、オゾンホールの少なくなったオーストラリアなどでは統計学的にも紫外線による発がんの頻度がかなり上がっているということも有名です。

サングラスや紫外線対策は必須と言われていることも、よく知られているのではないでしょうか?

色を黒くしたいがために、日焼けサロンへ行って真っ黒にしている人もいるかと思いますが、日焼けはしすぎるとダメだというこをよく知っておきましょう。

健康のためにも、「ほどほど」にですね^-^

ちなみに、女性の場合は紫外線対策として、日傘などを利用するといいでしょう。

男性用の日傘も最近ではいろいろ販売されていますよね。

でも、恥ずかしいという人もいるかもしれません。

そういう場合は、帽子などという手もあります。

日焼け止めをたっぷり塗るという方法もあるかと思いますが、塗りすぎると白くなってしまいますので、自分の肌に合った日焼け止めクリームなどを利用するようにしてくださいね。


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