2013年
12月 13日

心気症とは

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こんにちは。スタッフのまりもですヽ(´▽`*)ゝ

みなさんは、「もしかしたら、病気かもしれない・・・」と思ったことはありませんか?

私もこちらでいろいろな病気をご紹介してきましたが、「気をつけて」という気持ちを込めてご紹介しているものです。

これと同じに、別のことでも気になっていることがあります。

それが「心気症」というものです。

心気症とは、器質的身体疾患がないにもかかわらず、自身の身体状態に対して、実際以上に過度に悲観的な悩み・心配・思い込みを抱え続け、その結果、身体・精神・日常生活に支障を来たしてしまう精神疾患の一つ・・・とウィキペディアで紹介されているのですが、簡単に言うと、腕のホクロを見て、「もしかしたら、これは皮膚がんの兆候かもしれない。ネットで調べなきゃ」などといったようにネットや本などで調べまくる・・・というものです。

まぶたの痙攣があったら、「病気かも」。不眠症になったら「病気かも」・・・といったように、すごく重い病気にかかっているんじゃないかと心配になります。

もしかしたらこのまま病気が進行して死んでしまうのかという恐怖が強くなり、生活にんも支障をきたしてしまう・・・それが心気症です。

心気症になる原因は、過去に実際にあった病気や、近親者の病気などが原因になっていることがあります。

心気症はうつ病を合併していることが多いのですが、抗うつ薬を服用してうつ病が改善しても、必ずしもよくならない場合があるので注意が必要です。

また、民間医療者の助言や宗教的な考えで病気だと思いこんでしまうケースもあるそうです。

しかし、「病気かもしれない」と注意することはとても大切なことですので、体に気を使わないというのも違っています。

心配になるようなことがあったら、まずはネットや書籍を調べるのではなく、病院に受診して診断を仰ぐようにしましょう。

きちんと検査して、信頼がおける医療機関に行くようにしてください。

心気症は深刻化すると不安性障害や強迫性障害などを合併してしまうことがありますので、最悪、精神科などの受診も必要となります。

心配事はきちんと調べる。

そして結果を出すことが大切です。

憶測で行動するのが一番よくないことなんですね。


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