外リンパろう(瘻)とは
こんにちは。スタッフのまりもですヽ(´▽`*)ゝ
外リンパろう(瘻)っていう耳の病気があります。
これは、内耳の前庭窓あるいは蝸牛窓から、外リンパ液が中耳に漏れる病気です。
わかりやすい言葉で言うと、「内耳窓と呼ばれる膜が破れる」病気です。
この病気はめまいも起きますので、めまいがひどい人は、この診断を受けることがあるんですよ。
その他には難聴、平衡感覚の崩れ、嘔吐、気分不良といった症状が出てきます。
この病気のやっかいなところは、この病気になる原因が日常のいたるところにあるということなのです。
この症状は耳に急激な変化が起きることによって発することも多いため、飛行機やジェットコースター、エレベーターといった気圧が急激に変動しやすい環境の乗り物に乗ったり、咳やくしゃみをしただけでも怒ったりします。
症状自体も異常になりますので、発症することでうつになってしまったりすることがあるんですよ。
さらに問題なのは、外リンパ瘻と気付かづに別の病気だと診断されてしまって他の病気の治療をされてしまったということ。
もしそうなってしまうと、外リンパ瘻は治りませんので症状の改善が見込めなくなってしまいます。
もし難聴やめまいなどが起こった場合は、耳鼻科に行って診察をしてもらいましょう。
「外リンパ瘻ではありませんか?」と自分から言えば、その検査もしてもらえるはずです。
軽い症状の場合は、様子見だけで済むことがあるのですが、症状が進んでいる場合は、手術することもありますので注意が必要です。
もし手術になってしまっても不安がらないでくださいね。
手術後は違和感を覚えて不快な思いをするかもしれませんが、こちらも時間が経過することで治ります。
やっかいな病気ではありますが、「治る病気」ですのでそこまで心配する必要はありません。