愛するペットでも、『人間と動物』とのルールを守って
こんにちは。スタッフのまりもですヽ(´▽`*)ゝ
みなさんはペットを飼っていますか?
私も猫とフクロモモンガを飼っています。
幼いころから動物が好きで、いろいろ飼っていましたが、一つだけやらなかったことは「口移しで食べ物をあげたり、自分が使っている箸を使って食べ物をあげたりすること」です。
友達も動物好きな子もいますが、中には、顔を舐められている子もいます。
しかし、これはほんとーーーーーにやらないほうがいい行動なんですよ!
かわいいのはわかります。
でも、人間と動物は違う生き物だということを知ってください。
違う動物ということは、かかる病気も違うわけですから、もしかしたら、ペットから移る病気だってあることを知ってほしいと思います。
「動物の病気が人間に移るわけないじゃん」と思っている人もいますが、これは大きな勘違いです。
まずサルモネラ菌。
犬、ネコ、小鳥その他の動物に発症しますが、動物は感染しても多くが無症状です。
ペットが感染していることを知らずに口移しでエサをやったりすると人に感染するのです。
サルモネラ菌は人の体内に入ると食中毒と同じ嘔吐や腹痛、下痢などの症状を起こします。
次は、トキソプラズマ症。
トキソプラズマは赤血球より小さな寄生虫で、ネコの体内で増殖し、これがウンチと共に排出されて
飼い主の口から感染します。
この菌が人の体内に入ると、発熱をし、全身に発疹、肺炎や肝炎、髄膜炎のような症状が出たりします。
もし妊娠中の人がこれに感染すると、胎内感染してしまい、水頭症の子が生まれたり、流産や死産につながってしまう非常に怖い病気なのです。
そして次は、オウム病。
オウム病はインコやオウムなどの小鳥が感染しているクラジミアに人が感染してしまうことがあります。
肺炎にかかってしまい、この病気で多くの人が死亡しているのです。
このようにかなり危険な病気をもらってしまう可能性があるのです。
いくら可愛くても口移しはやめるようにしましょうね。
鳥インフルエンザだって、豚インフルエンザだって、はじめは「人間には感染しない」と言われていたものです。
ですが、実際に感染してパンデミックを引き起こしてしまったのも記憶に新しいのではないでしょうか。