2015年
2月 27日

動脈解離とは

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こんにちは。スタッフのまりもですヽ(´▽`*)ゝ

 

 

動脈解離とは、内膜、中膜、外膜の三層構造になつている動脈壁の一部が裂けることによって血液が壁の中に侵入して二腔(真腔、解離腔)になった状態のことです。

また、解離腔が膨らんだ状態を解離性大動脈瘤と呼ばれています。

 

動脈解離になる原因は、先天的に血管壁の一部が弱かったり、動脈硬化によって起こると言われているようですが、しっかりとした原因はわからないそうです。

 

動脈解離の症状としては、発生すると同時に激しい痛みが起こるのが特徴です。

解離した部位により臓器への血流障害が起こって心筋梗塞や心不全、腹痛、意識障害などを合併して様々な症状が起こります。

 

この症状はどれだけ命の危険にさらされるかわかりますよね?

 

動脈解離の治療は、心臓に近い上行大動脈の解離や臓器血流量の減少が認められた場合は、すぐに手術が行われます。

「待ち」はありません。

それだけ緊急性が高いものです。

 

 

下行大動脈に始まる解離には、降圧剤を使用するなど内科的治療で経過を観察することになり、慢性の解離性大動脈瘤に対しては、必要な範囲を人工血管で置き換える手術が行われるそうです。

 


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