肺血栓塞栓症とは
こんにちは。スタッフのまりもですヽ(´▽`*)ゝ
肺血栓塞栓症とは、何らかの原因でできた血栓などが肺動脈に詰まって血液が送られにくくなったり、あるいは、全く送られなくなったりした状態のことを言います。
詰まるものが血栓の場合は肺血栓症と言い、血栓以外の脂肪の固まりや腫瘍細胞、空気などの場合は、肺梗塞症と呼ばれます。
この両方を合わせて肺血栓塞栓症と言うのです。
肺血栓塞栓症の原因は、足の静脈にできた血栓が肺動脈にまで運ばれて詰まるといったものです。
肺血栓塞栓症の症状は、ほとんど自覚症状がみられないと言われています。
ただ、急激に呼吸困難や胸の痛み、冷や汗などが起こることもありますので、この点を注意しましょう。
脈拍が早くなったり不整脈が起こりチアノーゼ、血圧低下などを伴うこともありますので、警戒する必要がありますね。
肺血栓塞栓症の治療は、血栓を溶かす薬剤(ウロキナーゼなど)の使用と共に、血液を固まりにくくして血栓を予防する血液凝固防止剤(ワーファリン、ヘパリンなど)が使用されることになります。
また、外科的手術も行われるでしょう。