2015年
4月 30日

肺性心とは

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こんにちは。スタッフのまりもですヽ(´▽`*)ゝ

 

 

肺性心とは、呼吸器疾患によって肺動脈の血圧が上昇し右心室に負担がかかって、右心室の肥大や右心不全を起こして発症する病気になります。

 

肺梗塞が原因で起こる急性肺性心と肺や気管支の病気が原因で起こる慢性肺性心がありますが、原因としては、長時間同じ姿勢でいる時に静脈にできた血栓が、肺動脈に達して詰まり、血流を妨げることによって起こるものが急性で、肺の動脈硬化、肺気腫、気管支拡張症などが原因で起こるものが慢性となります。

 

肺性心の症状は、急激に現れるのが特徴となります。

呼吸困難、チアノーゼ、胸の痛みなどが起き、気を失い、サイアクの場合は突然死に繋がることもあるのです。

 

慢性肺性心では、呼吸困難、息切れ、チアノーゼ、咳、痰、むくみなどが見られますが、右心不全になると肝臓の腫大、静脈の怒張、腹水などが起こります。

 

肺性心の治療は、急性肺性心の場合、救急の治療が必要となります。

血栓を溶かす薬剤、強心剤、昇圧剤、鎮痛剤などの投与、酸素吸入などが行われます。

 

慢性肺性心では、原因となる肺の病気の治療を行う必要が出てくるでしょう。

 

酸素吸入、利尿剤、強心剤の服用が必要になったりしますので、治療をしっかりと行うようにしてください。

 

 

「突然死」に繋がることがある・・・ということを忘れずに!!

 

 


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