膿胸とは
こんにちは。スタッフのまりもですヽ(´▽`*)ゝ
今日はちょっと変わった名前の病気をご紹介します。
「膿胸」という病気をご存知でしょうか?
膿胸とは、肺の表面を覆っている胸膜が感染によって炎症が起こる病気になります。
胸膜腔にある胸水が濁った状態(膿状)になる病気なのですが、膿胸になる原因は、細菌性肺炎からの移行、結核、胸腔内の悪性腫瘍、外傷、リウマチ熱などが原因になります。
膿胸の症状としては、発熱、咳、痰、胸痛、、胸部圧迫感などが起こり、胸腔の中に胸水がたまれば呼吸困難やチアノーゼ、胸部圧迫感、動悸などです。
肺化膿症を合併すれば激しい咳と共に濃い粘りけのある痰や血痰が見られます。
膿胸の治療は、細菌性肺炎から移行した膿胸の場合は、抗生物質が投与されることになるでしょう。
胸痛に対しては、消炎鎮痛剤が使われ、たまった胸水に対しては、カテーテルで胸水を吸引します。
慢性化したものや難治性の場合には、手術で治療されることになります。
肺の病気はやはり重たいものになりすから注意が必要ですよね。