ムーチー
こんにちは。スタッフの鉢嶺です。
1月17日は旧暦の12月8日。
この日は沖縄ではムーチーを作って家族の健康祈願・無病息災を願い食べる習慣があります。
ムーチーとは、月桃の葉に包んで蒸した餅の事です。
特段香りの強い月桃は邪気を払うと言われているので、
作ったムーチーは十字に結んで人の出入りする入口等に吊るし、鬼が家の中に入ってくるのを防ぐと言われています。
包んである月桃の葉を剥がすとこんな感じです。
味は白砂糖、黒砂糖、紅芋などがあって、ほのかに月桃の葉の香りがします。
この時期になると各家庭でムーチーが作られ、家の子供の年だけ天井から吊るされています。
私も幼稚園の時とかに自分らで作って食べていた記憶があります。
月桃の葉を綺麗に剥がすのに悪戦苦闘しいつも手がべたべたになってしまいますが、
それでもついつい食べちゃう大好物の一つです( *´艸`)笑
因みに旧暦の12月8日のムーチーの行事が行われる頃は沖縄では最も寒い時期にあたり、
年最低気温が観測される事が多いことから、このころの寒気を『ムーチービーサー』と呼ぶそうです。
まだまだ寒い季節が続きますが、皆様ご自愛ください。
ではでは。