男女平等って?
こんにちは。スタッフのまりもですヽ(´▽`*)ゝ
女性の進出もめまぐるしくなってきており、昔以上に女性の活躍が目立ってきている近年ですよね。
「男女平等」と聞いて、皆さんはどのように感じるでしょうか?社会的にも広く認知されている言葉ですし、口にする人もよく見かけると思います。
実際に今の世の中は「男女平等」が成り立っているのでしょうか?
もともと「男女平等」という言葉が生まれた背景には、その昔、歴史的に「差別」されてきた女性が、男性と同等に人間としての尊厳を保障され、女性であるがゆえに受ける「差別」を撤廃するという意味合いを持ち、男女の「社会的地位」に基づく「権利・義務・待遇」は「平等」であると主張したところから始まっております。
それでは現実的に「男女平等」がありえるのか、いくつかのシチュエーションを見ていきましょう。
○ 職場における「男女平等」
「男女雇用機会均等法」により、今でこそ女性の社会進出は珍しくなくってきていますが、未だに「女性管理職」の数は、他の先進国に比べまだまだ低い割合だと言えます。
全く同じ内容の仕事をしても男女では賃金が違う場合もあります。
営業の最前線で働くのは男性が多く、事務やサポートなどの裏方は女性が多いというイメージもなかなか拭えませんね。でも、「男女の垣根」を飛び越えて、女性が男性社会で活躍する場面が増えているのは確かです。
タクシーやトラックドライバーに女性が増えてきていますし、工事や建設の現場にも女性が目立ってきています。
昔は「女性には無理」と言われていた、寿司や和食などの料理職人でさえ、今や女性が活躍している時代です。
さらに言うと、「女性にしかできない仕事」だってたくさん出てきました。「エステティシャン」や「ネイリスト」など、やはりファッション系の仕事なんかは明らかに女性の土俵ですよね。
そう思えば「仕事をもらう機会」というのは、女性も男性同様にチャンスが与えられてきていると言えるでしょう。
○ 恋愛における「男女平等」
デートの計画って男女どちらが立てますか?ドライブの際に運転するのはどっち?食事の後でお金を払うのは男性?それとも女性?
こと恋愛に関しては、完全に「平等」というよりは「男性主導」の方がうまくいく気がします。
あくまでも「何か行動する」という場面においては、どちらかというと男性は「○○してあげたい派」で、女性は「○○して欲しい派」だと思うのです。
男性は女性に何かをしてあげることによって喜びを感じやすく、女性は男性に何かをしてもらうことによって喜びを感じるものです。
言い換えれば、「男性として」「女性として」のそれぞれの役割分担をお互いがしっかり理解できてそれが実行されていれば、たとえ「男性主導」といえども恋愛関係全体で見れば「男女平等」が成り立っているのではないかと私は思うのです。
○ 生活における「男女平等」
当然ですが子どもが生めるのは「女性」のみです。その一点に関しては「男性」は絶対に敵いません。
どうしてもその流れでいくと女性は「育児や家事」を負担する割合が大きくなり、男性が「外で働く」割合が大きくなります。
今の時代、これだけ女性も社会に進出していることを思えば「育児や家事」を、それこそ「男女平等」に負担するのは当然ではないかと思います。
昔に比べ今や「専業主婦世帯」より「共働き世帯」のほうが多いぐらいなのですから。これに関しては、「女性主導」であくまでも「男性の協力」が必要であることが大前提です。
最近では家事を主におこなう「主夫」を望む男性が増えたり、「産休制度」を利用して積極的に育児に取り組む「イクメン」が注目されたりしています。
男性だってもっともっと「家庭」のことに首を突っ込んでもいいと思います。だって、自分が守っている「家庭」なんですから。
そのためには、「会社の制度」をもっと利用しやすくしたり、「地域社会」に協力してもらったり、「国の政策」がそういった「家庭を守れる体制」を整えてくれることが、今まで以上に必要だと感じています。
完全なる「男女平等」は正直ありえません。男女それぞれの特有をしっかりと理解し、相手に対する「歩み寄り」や「思いやり」が大きければ大きいほど、より「平等」に近づいていくのではないかと思いますし、そうなれることを私は願っております。