2016年
3月 23日

片付けられない症候群とは

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こんにちは。スタッフのまりもですヽ(´▽`*)ゝ

 

あなたのお部屋はきれいに片付いていますか?

最近テレビやネットなどで「ゴミ屋敷」「汚部屋」という話題がよく取り上げられていますね。ようするに最近は片付けができない人が増えているということなんでしょうか。

これは「片付けられない症候群」と呼ばれていて、もしかしたら「心の病気」を患っている可能性があるかもしれません。

 

そもそも人はきれいな環境で居られることを好むものなので、散らかれば片付けるし汚れたら掃除をするのはごく自然な行動なのです。

日々忙しくて片付けをする暇がないとか、面倒くさがりな性格で片付けが苦手なんて人もいるかもしれません。それでもある程度部屋が散らかってきたら「仕方ないから片付けようかな」と重い腰をあげて行動に移すものです。

それも通り越して散らかった部屋をそのまま放置し、さらにゴミを溜めていくことを止めない状況が続くようならちょっと危険です。

 

・           片付けようにも何からしていいのかわからない。

・           部屋を掃除する気力がわかない。集中力が続かない。

・           片付けるという行動自体に疑問を抱く。

・           物を捨てることに不安を感じ、ついつい溜め込んでしまう。

これらの「片付けられない症候群」の人は次のような「心の病気」を患っている可能性があります。

 

○ADHD・ADD(注意欠如多動性障害)

脳の障害によって幼少期から発症する場合と、大きなショックやストレスが原因で大人になって発症する場合もあります。

段取りすることが苦手で優先順位をコントロールすることが難しい病気です。

○うつ病

強いストレスが原因で発症する病気。気分がひどく落ち込み、何をすることにもまったく意欲がわかない状態になります。

○セルフネグレクト

「自己放任」という意味で、大人が通常の生活を維持するために必要な行動をする意欲を失ってしまう病気です。

自ら生活環境や安全・衛生面を悪化させてしまう行動をとります。

○強迫性貯蔵症(ホーディグ)

「今集めておかないと二度と手に入らない」という強迫観念に駆られ、物が捨てられない病気です。他人にはゴミにしか見えないものに価値を見出し、次々と集めてしまう特徴があります。

捨てられないのでどんどん溜まっていき最終的には「ゴミ屋敷」と化し、生活スペースすらなくなってしまいます。

では「片付けられない症候群」から抜け出すコツは?

 

まずは、一気に部屋を片付けてしまおうとかいきなり全力で掃除をしようなんて思わないで下さい。反動でかえって悪化してしまう可能性があります。

「心の病気」が原因なら焦らずゆっくりと心を正常な状態に戻すところから始めましょう。時間がかかってもいいんです。自然に片付けをしようとする気持ちになるまで待ちましょう。

片付けができるような気持ちになったら、今度はいらない物をどんどん捨てていきましょう。

はっきりと「これは必要」と感じる物だけを残すようにして、「どっちかなあ」と一分以上悩む物は捨てる、といったようなルールを決めるといいでしょう。とにかく躊躇せずに捨てることが大事です。

あとは物を増やさないように気をつけましょう。

買い物は誰かと一緒に行って、買い過ぎをしないように見張ってもらうといいかもしれませんね。

 

いかがでしたか?自分の部屋の状態はそのまま自分の心の状態を表すと言います。部屋がすっきりと片付いていれば、それだけ心の中にも余裕があるということです。

 

「片付けられない症候群」にならないように注意しましょうね。

 

 


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