脊髄小脳変性症とは
こんにちは。スタッフのまりもですヽ(´▽`*)ゝ
脊髄小脳変性症とは,運動失調を主症状とする神経変性疾患の総称となります。
ここには臨床症状や、病理所見、原因遺伝子の異なる数多くの疾患が含まれており、原因としては、遺伝、孤発性(非遺伝性)のものに大きく分けられます。
遺伝性の脊髄小脳変性症としては,常染色体優性遺伝(ご両親のいずれかに同じ症状がある)の方が多いとされており、孤発性の脊髄小脳変性症の代表的な疾患はオリーブ橋小脳萎縮症となります。
この病気の有病率は10万人当たり約18人程度と考えられるそうです。
この病気はどのような人に多いのかというところですが、生活歴,輸血歴,外傷歴,他の病気の有無,食歴,タバコ,アルコールなどの生活習慣とは関係ないとされております。
やはり遺伝性なのが多いのかもしれませんね。
この病気の症状としては、運動失調になります。
運動失調は,まず,立ったとき,不安定でふらつく,片足立ちが出来ない,歩行時にふらつく,平均台の上を歩くようにして歩けない等の,体幹(体の中心部)のバランスが不安定になる症状があります。
次に,手の動作時の震え,思ったように字が書けない,動かせないという四肢の失調症状があります。
またろれつが回らないなどの言葉の障害も出てくることもあるでしょう。
難病指定されている病気となりますので、注意が必要となる病気といえるのではないでしょうか。