2016年
5月 20日

巻き肩とは?

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こんにちは。スタッフのまりもですヽ(´▽`*)ゝ

 

みなさん巻き肩って聞いたことがありませんか?
巻き肩とは、名前の通り「肩が内側に巻くような状態」です。
専門的にいうと、肩関節の内旋という状態ですがこれは腕の骨の位置がズレている状態になります。

肩周りの骨は、こちらのイラストのように「鎖骨」「肩甲骨」「上腕骨」がありますが、このうちの「上腕骨」が内側に向かって回っている状態が、いわゆる巻き肩の状態です。

では巻き肩だとどんな影響が体にあるのでしょうか?

 

○頚椎への影響

「巻き肩」の状態を長く放っておいてしまうと「頚椎」へ悪影響を及ぼします。

通常「頚椎」は横から見た際にS字に湾曲して適度な間隔を保っているのですが、「巻き肩」を原因として起きる「猫背」のせいで「頚椎」が真っ直ぐの状態になり、間隔が狭くなってしまうのです。いわゆる「ストレートネック」と呼ばれる症状です。

「頚椎」には脳、腕、手につながる神経が通っていますので、「ストレートネック」になってしまうと当然その神経が圧迫されてしまいます。その結果、頭痛やめまい、肩コリ、手や腕のしびれなどの不調につながってしまうというわけなんです。

○胃腸への影響

「巻き肩」のせいで姿勢が悪くなり、上体に歪みが生じた際、内臓の位置がズレて胃腸の機能が低下することは前にお話ししてますね。

同じように背中が丸まった「猫背」の状態は、お腹周りを縮こまらせてしまいます。これは「内臓」を圧迫している状態でもあるんですね。内蔵が圧迫されると「胃腸」の機能が低下してしまいます。

胃腸機能の低下は、全身に栄養が巡らなくなるので肌荒れの原因にもなります。また、いつもより疲れやすくなったり、冷え症になったり、便秘にも影響してしまうんです。

「バスト」と同様に、美容と健康を気にする女性にとっては大敵となる悪影響をもたらしてくるのが、にっくき「巻き肩」というわけなんです。

○寿命への影響

「巻き肩」が原因で「呼吸」が浅くなってしまうことがかなり深刻なんだそうです。

「巻き肩」になると「肩甲骨」の可動域が狭まるので、呼吸の深さに関わる肋骨を大きく開くことができず肺が広がりません。つまり呼吸が浅くなってしまうんですね。

そうすると、自律神経が乱れて交感神経が優位な状態になってしまうのでパニックになりやすく、うつ病の原因になるとも言われています。

もっと恐いのは、呼吸が浅くなると体の末端まで酸素が十分に行き渡らなくなるので、細胞が死滅し短命になりかねないというのです。

 

たかが「巻き肩」と軽視してはいけません。

体だけの不調ではなく、精神疾患にもつながり、最後は寿命にまで関わってくるなんて考えてもみなかったですね。

 

すぐにでも日常生活の見直しをして「巻き肩」を改善し、体に及ぼす様々な悪影響を全部吹き飛ばしてしまいましょう。

 

 


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