強皮症とは
こんにちは。スタッフのまりもですヽ(´▽`*)ゝ
強皮症とは、皮膚の硬化などを特徴とする病気で、症状が皮膚のみに起こる限局性強皮症と、皮膚や内臓にまで硬化や繊維化が見られる全身性強皮症に分けられます。
この病気は、30~50歳の女性に多く見られる病気ですから、中年女性に多い病気だと言えますね。
強皮症の原因は、免疫異常、特定の化学物質、ウイルス感染などが関係していると言われていますが、はっきりした原因はいまだに解明されていません。
症状としては、寒冷刺激による手指の色の変化(蒼白→紫→紅)、すなわちレイノー現象から発症するケースが多く見られるとされており、皮膚の硬化は、手指の腫れやむくみで始まり手背、前腕、顔、首、腹部へと広がっていきます。
手指が侵されればウインナー・ソーセージのようになって皮膚がつまめなくなり、硬くなると手指が屈曲して伸ばせないようになってしまいます。
さらに、消化器が侵されれば胸やけ、ゲップ、腹部膨満感、下痢、便秘、食道炎、腸閉塞などが起こり、呼吸器が侵されれば息切れ、背繊維症、背高血圧などが見られるという非常に怖い病気になるでしょう。
治療は対症療法が中心となってきますが、それぞれの症状に応じた治療が必要となりますので、必ず医師の指示に従うようにしてください。