2016年
9月 7日
テーマ : 皮膚
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黄色腫とは

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こんにちは。スタッフのまりもですヽ(´▽`*)ゝ

 

黄色腫とは、マクロファージがリポ蛋白を貪食して脂肪を大量にとり込んだ泡沫細胞の集合体です。

 

高脂血症、リポ蛋白代謝異常症、高コレステロール血症、肝臓や膵臓、腎臓などの病気、糖尿病などに併発する病気となります。

 

種類にはいろいろあって、黄褐色の盛り上がった結節で肘、膝、手足の指の関節にできる結節性黄色腫、1センチ未満で黄色い円形状の盛り上がった丘疹で胴体部、臀部にできる発疹性黄色腫、盛り上がらずに扁平で黄色く変化した扁平黄色腫などがあるんですよ。

 

結節性黄色腫は高コレステロール血症に見られ、発疹性黄色腫は高トリグリセリド血症に合併しやすく、眼瞼に起こる扁平黄色腫はおもに正脂血症に伴っているとのこと。

 

高脂血症によって発症している場合は、食事療法によって脂肪やカロリー、炭水化物を制限されることになります。

 

高コレステロール血症に対してはロバスタチンやプロブコールなどの薬剤が使用されますが、治療によって効果が現れない場合は、黄色腫の切除、液体窒素による冷凍療法、レーザー治療などが行われることになるでしょう。

 

 


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