紅皮症(こうひしょう)とは
こんにちは。スタッフのまりもですヽ(´▽`*)ゝ
紅皮症とは様々な病気が原因で全身の皮膚が赤くなり鱗状になってぽろぽろと剥がれてくる症状のことです。
原因としては、アトピー性皮膚炎、天疱瘡、細菌感染、乾癬、毛孔性紅色粃糠疹、扁平苔癬、薬剤による薬疹、皮膚の悪性リンパ腫などが挙げられます。
全身の皮膚が赤くなり角質層が鱗状になってふけのようにぽろぽろ剥がれ落ちるという特徴的な症状が現れ、また、かさぶたのように剥がれ落ちることもあります。
皮膚だけの症状ではなく、皮膚症状以外にも発熱、全身の倦怠感、体温調節障害、食欲不振が起こり、リンパ節の腫れを伴うこともあるので注意が必要となるでしょう。
原因となっている病気は血液検査や皮膚の一部を切除して調べる生検によって確定されることになりますが、皮膚の治療には副腎皮質ホルモン剤の外用が中心となるでしょう。
抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤などの内服も行われますが、全身症状に対しては、脱水予防のために点滴が行われることもあるようです。