「過剰歯とは?」
こんにちは。スタッフのまりもですヽ(´▽`*)ゝ
過剰歯とは、歯を形作る原基(歯胚(しはい))が過剰に形成されたり、1個の歯胚が分裂することで、歯が正常な数より多く作られることを言います。
過剰歯の原因は、はっきりしていません。
人間が進化する過程で徐々に失われてしまった歯が突然再び現れた結果であるという説や、遺伝的要素、外傷によって形成初期の歯胚が分割してしまうなど、さまざまな説があげられているようですが、これもまたはっきりはしていません。
過剰歯の症状の現れ方ですが、乳歯では過剰歯の発現はまれだと言われています。
永久歯の過剰歯が現れる場所として、上あごの前歯の間、上下の親知らずの後方などに出てくることが比較的多いといわれています。
過剰歯があると歯列に乱れが生じやすく、とくに上あごの前歯部に出てくる場合は正中離開の原因になります。
さらに過剰歯が生える過程で、周囲の歯を圧迫して歯の根を溶かしたり、歯の動揺を大きくしたりすることもあります。
過剰歯は、噛み合わせや周囲の歯に悪影響を及ぼすおそれがあるので、一般的に歯を抜くことになります。
ただし、悪影響がない場合は抜かないこともあるようです。
過剰歯に気づいたら、まずは歯医者さんに相談することが大切ですね。
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