「カンピロバクター腸炎とは?」
こんにちは。スタッフのまりもですヽ(´▽`*)ゝ
カンピロバクター腸炎とは、カンピロバクター属の細菌による腸の感染症です。
カンピロバクター属のなかで、カンピロバクター・ジェジュニ、カンピロバクター・コリの2種類の細菌が原因になる場合がほとんどです。
これらのカンピロバクターはいろいろな動物が保有しており、菌が混入した食べ物(肉が多い)や飲み物(生乳や水が多い)を食べたり飲んだりして感染します。
さらに、菌で汚染された器具で調理した食べ物から感染することもあります。
菌で汚染された飲食物を食べたり飲んだりして1〜8日くらい経過したあとに、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛、発熱が現れます。
下痢の程度は軟便から水様便、血便です。
カンピロバクター属以外の病原体でも同様の症状を起こすので、ほかの病原体による腸炎と区別する必要があり、便からカンピロバクター属の菌を分離することで診断します。
カンピロバクター腸炎になったら脱水を防止するために、下痢をしていても水分をとる必要があります。
自然に治ることが多く、薬剤を服用せずに、あるいは整腸薬を服用して経過を観察することもよくあります。
中等症から重症の場合は抗生物質で治療します。
実は小学生の頃に息子がなったことがあります。
吐き気、嘔吐、下痢が続き、特に下痢がひどかったですね。
病院で調べてもらったら、「カンピロバクターです」と言われたのですが、その時初めてそんな病気や菌があるんだと思いました^^;
« GWの過ごし方②