2020年
10月 5日

Guild Endeavourで初めての出会い

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皆さんこんにちは。

私はこの週末、打ち合わせで北海道の乙部支店へ行ってまいりました。

 

乙部支店は、函館から車で1時間くらいいったところにあります。

ここではお水の工場とビール工場、そしてそのお水とビールと地元の海産物や野菜をふんだんに使った食事をお楽しみいただけるレストランをやっております。

http://www.guild-endeavour.jp/

ビールにあわせてお召し上がりいただきたいメニューがたくさんなのですが、特におすすめは、店内の窯で焼いたpizzaです!

今回は秋の食材ということでキノコをふんだんに使ったものを試食させてもらいました。

 

クリーミーなソースとキノコの食感が楽しい一品です。そして色々なキノコの旨味がすごい。

その他にも、今はジンギスカンのピッツァも新たに登場していて、これがまた大変好評をいただいております。併設のブリュワリーで作ったビールと大変よくあいます!

 

料理長自ら野菜の生産者さんや漁師さんのところへお邪魔して新鮮な食材を提供していただいているので、季節季節で味わえるそのお料理が食べたくて季節ごとにきてくださるお客様もいらっしゃるのです。大変ありがたいことです。お客様にも地元の生産者の皆様にも本当に感謝しています。

 

今回乙部に訪問して、私は生まれて初めての食材に出会いました。

それは「キハダ」というもの。

こちらがキハダの実。皆さん召し上がったことはありますか?

アイヌの方々が食べていたものだそうです。柑橘系の風味とえぐみがあって、どことなく山椒にも似ているような感じ。お店の料理長やスタッフが収穫してきたものです。

この写真は生のものですが、塩漬けやジンに漬け込んだものなど色々試させてもらいました。スパイスとしてお料理にも使ってあり試食させてもらいましたが、すごく刺激的でフレッシュでなんとも言えない新しい美味しさでした!

元々アイヌの方々は、胃腸薬として使ったり、炎症を抑えるということでのど飴にしたりしていたそうです。北海道ならではの漢方薬のような役割を果たしてきたんだなと思いました。葉はお茶にしてもいいんだとか。新しい食材との出会いにとても心躍りました。

 

普段白井田七のお仕事をさせていただいている中で、たくさんの、体に良いとされる薬草的なものや漢方と言われるものに出会います。薬膳というものについて考えると、実は昔からこのキハダのように、地域の人たちがその環境の中で独自で繋いできたものが、知らないだけでこの世の中には本当にたくさんあるのだなと思いました。

奥が深いですね!色々な地域独自の食材や食文化にますます興味が湧いた一日となりました。

また興味深いものに出会ったらご紹介させていただきます。

今週もお元気でお過ごしください!   スタッフ柏木

 


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