「胸膜炎とは?」
こんにちは。スタッフのまりもですヽ(´▽`*)ゝ
胸膜とは、肺の表面をおおう臓側(ぞうそく)胸膜と、胸壁、横隔膜(おうかくまく)、縦隔(じゅうかく)をおおう壁側(へきそく)胸膜からなっています。
両胸膜に囲まれた部分が胸膜腔で、ここに胸水がたまる病気を胸膜炎と呼びます。
胸膜炎の原因は、感染症、悪性腫瘍が主なものであり、膠原病(こうげんびょう)、肺梗塞、石綿肺などがあります。
感染症のなかでは、結核(けっかく)や細菌感染によるものが多く、悪性腫瘍では肺がんによるものが多いといわれ、それぞれ、結核性(けっかくせい)胸膜炎、細菌性胸膜炎、がん性胸膜炎と呼ばれています。
最初の症状としては胸痛が多く、この胸痛は深呼吸や咳(せき)で増悪(ぞうあく)するのが特徴です。
原因が感染症であれば、発熱を伴います。
咳も出ますが痰は少なく、胸水が増えてくると呼吸困難を感じるようになります。
胸膜炎は、医師の聴打診のみでも診断がつくことがあります。
胸水のたまった部位が打診で濁音(だくおん)を示し、呼吸音が弱くなり、特徴的な胸膜摩擦音(まさつおん)(臓側胸膜と壁側胸膜がすれる音)が聞かれる場合がそうです。
実は、一か月前くらいに私は風邪をひいてこれになりました(苦笑)
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