2015年
5月 14日

塵肺症とは

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こんにちは。スタッフのまりもですヽ(´▽`*)ゝ

 

 

塵肺症とは、長期にわたってい高濃度の粉塵を吸入し続けることによって肺が繊維変化を起こす病気です。

 

塵肺症には、鉱山やトンネル掘削における珪肺症(珪酸粉塵)、自動車のブレーキ、断熱材に使われる石綿による石綿症、セメント工場におけるセメント肺(酸化カルシウム)、溶接作用による溶接肺(酸化鉄)、アルミニウム肺、鈴肺、ベリリウム肺、チタン肺、ボーキサイト肺など様々あり、その症状としては、

咳、痰、呼吸困難などが見られます。重症化すればチアノーゼやばち状指、下腿浮腫などになります。

 

塵肺症で怖いのが合併症です。

合併症で規定されているものには、結核性胸膜炎、肺結核、続発性気胸、続発性気管支炎、続発性気管支拡張症などがあります。

 

検査としては、胸部X線検査、CT検査、MRIなどが用いられ、それらの画像診断します。

 

肺の機能障害の程度を調べる呼吸機能検査を行い、治療を行いますが、根本的な治療がないのが現状です。

 

自覚症状を軽減させるために、気管支拡張薬の使用や合併症があればその病気の治療が行われ、また、低酸素血症が見られる場合は在宅酸素療法が行われますが、それもまた「根本的な治療ではない」と考えておきましょう。

 

 


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