2015年
6月 3日

肝硬変とは

本日もお読みいただきありがとうございます。
↓応援クリックお願いいたします


 

こんにちは。スタッフのまりもですヽ(´▽`*)ゝ

 

肝硬変とは、長期に及ぶ慢性肝炎で肝細胞の再生と壊死を繰り返して肝臓を繊維化し、これが肝臓全体に広がった状態のことです。

肝硬変は一度なってしまうと元通りになることはありませんので、注意してください。

 

肝硬変の原因は、ウイルスによる肝炎(とくにC型ウイルス肝炎)、アルコール性肝障害、代謝性疾患、自己免疫疾患、寄生虫などになります。

 

肝硬変の症状は、全身倦怠感、腹痛、食欲不振、微熱、腹部膨満感などになりますが、ほとんど症状が現れない場合もありますので、気付いていない人も多い病気となるでしょう。

また、首や胸、肩などにクモ状の赤い斑点(クモ状血管腫)、男性の女性化乳房、親指と小指の付け根が赤くなる(手掌紅斑)、皮膚の黒ずみなどが見られることもあり、進行すると腹水、黄疸、意識障害なども怒ってきます。

 

肝硬変はなってしまうと元通りにならないというのも怖いのですが、肝硬変の合併症も非常に怖いのです。

 

肝臓が硬くなって血流が障害され、門脈の血液が食道や胃の静脈をうっ血させて食道静脈瘤を起こし、万一、静脈瘤が破裂すれば大出血をしますので命の危機も出てくることでしょう。

 

肝硬変の治療は、肝臓の機能を保つために進行状態に合わせて食事療法や薬物療法が行われます。

 

軽症な場合は食後の安静、タンパク質を十分にとり塩分を控えることになり、薬物療法としては、利尿剤、消化促進剤、肝機能改善剤、血液中のアンモニアを減らす薬が用いられます。

 

 


▲ページの上へ

コメントをどうぞ

いただいたコメントは、スタッフが承認した後に公開されます。
コメント本文のほか、お名前、URL(ホームページ、ブログ)は公開されます。メールアドレスは表示されません。