2018年
8月 23日
テーマ : ├腸
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「鞭虫症(べんちゅうしょう)とは?」

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こんにちは。スタッフのまりもですヽ(´▽`*)ゝ

 

鞭虫は長さが4cmほどで、主に盲腸(もうちょう)に寄生しています。

 

頭のほうが細くなっていて鞭(むち)のように見えるのでこの名がついています。

 

そうぞうしただけでも気持ち悪いですね(汗)

 

国内では数が減っていますが、大腸内視鏡検査で偶然発見されることがあります。

 

成熟した虫卵を飲み込むと感染しますが、便のなかに排出された虫卵が感染可能になるまでに外界で2〜4週を要するため、普通はヒトからヒトへの直接の伝染はないとされています。

 

寿命は1〜3年です。

 

卵を飲み込んでから約3カ月で成熟します。

 

20匹以下の少数寄生では自覚症状はありませんが、200匹を超えるような場合は下痢・腹痛、粘血便などが現れ、とくに夜中に便意を催すことが特徴的です。

 

重い鞭虫症では、直腸が肛門から脱出してしまう、いわゆる脱肛(だっこう)になることもあります。

 

便のなかに虫卵を見つけることで確定診断されるでしょう。

 

大腸内視鏡検査で偶然見つけた時などでは、虫の形態から診断します。

 

鞭虫症の治療方法は、駆虫薬(くちゅうやく)(メベンダゾール)の内服で治ります。

 

ただし、この薬は胎児に影響するので、妊婦や妊娠の可能性のある女性には使えません。

 

自分がその卵を飲み込んだかどうかはわかりませんよね。

 

軽い場合、症状が出ずに気づかない場合がほとんどですが、下痢などの症状が続いたら便の検査をしてください。

 


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