家庭菜園の中でも育てやすく、多様な料理に
使えるものとして「しそ」があります。
今回はこの「しそ」についてご紹介しようと思います
「しそ」の栄養素
「しそ」の時期としては夏場ですが
ビニールハウスで栽培される為、一年中スーパーでみかけます。
「しそ」の栄養素としては
β―カロテン・ビタミンC・ビタミンE
カルシウム・鉄などを含み薬味などとして
使われることが多い野菜です。
「しそ」を選ぶポイントとしては
葉の大きさが、縦横ともに7~8cmくらいの
ものが食べ頃と言えます。
葉の緑色が鮮やかで濃く、葉脈がまっすぐ
していてみずみずしいものがベストです。
プランターで簡単に育つ「しそ」
「しそ」は例え、畑がなくても
プランターで簡単に育てることができます。
スーパーで5枚あたり100円程で売られていますが
ホームセンターで1株100円程度で、何度も採取することが
でき、多様な料理にも使用することができるため
お得に始められる簡単な野菜とも言えます。
我が家では玄関先でプランターで育てており、
虫よけ替わりにも使用しています。
土が乾いたら水をあげるだけなので
育て方もとても簡単です。
葉が大きくなってきたらハサミで根元を切って
収穫するだけで数日後には
また葉が生えてくるので大量に栽培することができます。
あまったときの保存法
大量に採取し、使いきれない時は
冷蔵庫保存で約2週間、冷凍で約3か月保存
することができます。
新鮮な「しそ」は香りが強く、鮮やかな緑色で、
葉先までピンと張っています。
このまま保存することが栄養素も失わずに済みます。
<冷蔵保存の方法>
少量の水を注いだ瓶に、軸を下にして
しそを挿し、ラップして冷蔵庫の野菜室で保存します。
この時、葉が水にふれていると傷みやすくなるのでご注意ください。
3日に1度水を取り替えます。
瓶がない場合は、乾燥しないようにキッチンペーパーに包み
ペーパーごと水につけて湿らせ、ビニール袋や
密閉容器に入れて保存してください。
<冷凍保存の方法>
ざく切りまたは粗いみじん切りにして
冷凍用保存袋に入れて、冷凍庫へ。
凍ったまま使用でき、パスタに入れたりドレッシングに
加えたりと、アレンジ次第で様々な料理に利用できます。
また、しなびかけた「しそ」を元気にさせる方法としては
葉全体を氷水に10分程度浸すと
水分が葉先まで行きわたり、ピンとした
みずみずしい状態に戻ります。
葉から引き揚げたあとは、葉についた水分をキッチンペーパーで
拭きとると長持ちします。
万能調味料「しそ味噌」レシピ
「しそ」のレパートリーは多様にあります。
我が家でよく「しそ」を使って料理するものとして
「しそ味噌」があります。
ご飯のお供にもなり、豆腐にかけたり
きゅうりに付けたり、焼きおにぎりにしたりと
色々な使い方をします。
保存も1週間程度はきくので
大量に栽培できた時は必ず作ります。
「しそ味噌」
<材料>
しそ 10枚
味噌 大2
砂糖 大1
白ごま 小1
油 小1
<作り方>
- しそは千切りにしてから細かく切り、みじん切りにする。
- 熱したフライパンに油を入れてしそを炒める。
- しそから香りがでてきたら味噌・砂糖・ごまを加えてしっかりと混ぜ合わせる。
※辛いのがお好みの方は一味唐辛子を加えるのがおすすめです
今回は「しそ」について記事を書かせていただきました。
是非、お試しいただければと思います。
文:栄養管理士/野菜ソムリエ 葛原美帆